リビジョンとは
リビジョンとは、WordPressにおける過去の下書きを保存してくれる機能のことです。記事を作成する上で下書き保存をすると「リビジョン」という形でデータベースに蓄積されていきます。
データは削除をしない限り、どんどん蓄積されていき表示速度の低下やSEOにも悪影響を与える原因にもなります。そこでプラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」を使用して、定期的なメンテナンスをしましょう。
ODDRプラグイン
プラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」 を使用することで、削除しないリビジョン保存数を指定した上での削除やデータベース最適化までをワンクリックでできます。
また日付 / 時間を指定しておくことで、毎日 / 毎週 / 毎月 と自動で削除及びデータベース最適化をしてくれるとても便利なプラグインになってます。
インストール

WordPressプラグイン新規追加で 「Optimize Database after Deleting Revisions」 を検索してインストールをします。
インストールが完了したら各所詳細を設定していきましょう。
設定内容の詳細
「Post」投稿、「Page」固定ページ / その他の投稿タイプ以降はすべてチェックでOKです。基本的な設定は「Delete revisions older than」から設定していく流れになります。

Delete revisions older than | 設定した日数より前のリビジョンを削除する。 |
Maximum number of – most recent – revisions to keep per post / page | リビジョンを残す数を指定する。 「0」を記載するとリビジョン全削除になります。 |

Delete trashed itemsScheduler | ゴミ箱内に入っているデータを削除する。 |
Delete spammed items | スパムデータを削除する。 |
Delete unused tags | 未使用のタグを削除する。 |
Delete transients | 内部キャッシュを削除する。 |
Delete pingbacks and trackbacks | ピンバックとトラックバックを削除する。 |
Clear oEmbed cache | Youtubeなどの動画再生などで発生する「oEmbed」キャッシュを削除する。 |
Clear orphans | 独立した投稿レコードを削除する。 |
Optimize InnoDB tables too | データベースも最適化の対象にする。 |
Keep a log | ログデータを保存する。 |
「 Delete transients」 については、 一時的ファイルを削除しない / 期限切れの一時的ファイルを削除 / 一時的ファイルをすべて削除 の3種類から選択します。

Scheduler | リビジョン削除とデータベース最適化のスケジュールを指定する。 |
Time | スケジュールの実行時間を指定する。 |
Show ‘1-click’ link in Admin Bar | 管理バーに「Optimize DB(1 click)」リンクを表示する。 |
Show an icon in the Admin Menu | 管理メニューに「Optimize Database」アイコンを表示する。 |
「 Scheduler 」については、予約なし / 1時間毎 / 1日2回 / 毎日 / 1週間毎 / 1カ月毎 の6種類から選択します。
「Save Settings」をクリックして保存まで完了したら、「Go To Optimizer」をクリックします。

「Current settings」で各種設定内容の確認ができますので、問題がなければ「Start Optimization」をクリックしてリビジョン削除、データベース最適化を実行します。
削除内容の確認

各種設定において「Keep a log」の項目にチェックを入れていた場合は 「View Log」をクリックすることで削除履歴が確認できますので、どのくらいデータが削除されているのかを確認してみましょう。

「Logs」の項目に詳細が記載してあります。「SAVINGS」の欄では削除されたデータの量を確認することができ、データが軽くなったことが一目瞭然ですね。
ワンクリックボタンで削除実行

各種設定において 「 Show ‘1-click’ link in Admin Bar 」の項目にチェックを入れることでWordPress管理画面上部にワンクリックでリビジョン削除とデータベース最適化を実行できるボタンが表示されますので、各種設定後は「Optimize DB(1 ckick)」を押すだけで削除実行をすることができます。